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宮廷女流文学読解考 総論・中古編

宮廷女流文学読解考 総論・中古編

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宮廷女房の体験を持つ著者が、今までの中古文学の研究と異なる視点より、蜻蛉日記、枕草子、和泉式部日記、源氏物語、讃岐典侍日記等を体験と重ねあわせて論述する。中古日記文学の新しい方向性を示す好論。

本文制定とその読解に重点を置き、また著者自身も幼い頃より体験している「お宮仕え」の実感・常識を織り込んで、日記や散文など宮廷女流文学作品を研究した成果をまとめる。

目次
総論天皇の一生と女房日記文学女流日記の服飾表現「いつしか」考「萩の戸」考中古編「我が染めたるとも言はじ」−『蜻蛉日記』服飾表現考−『枕草子』管見−「はひぶし」と「女官」と−『和泉式部日記』読解考「和随身どももありし」−夕顔の巻への一つの疑問−『讃岐典侍日記』読解考

著者プロフィール
岩佐 美代子(イワサ ミヨコ)
1926年東京都生まれ。女子学習院高等科卒業。鶴見大学名誉教授。文学博士。著書に「木々の心花の心」「玉葉和歌集全注釈」ほか。

上記内容は本書刊行時のものです。

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